ドラム式洗濯機、ある日突然困った!水が出ない!

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ドラム式洗濯機は、家事の時短をする上で欠かせない家電の一つ。スイッチ一つで洗濯から乾燥まで済ませてくれることは、子どもの幼稚園の服やタオル、ハンカチ等を毎日準備するのに非常に助かる存在です。

今回は、ある日突然起こった出来事により非常に困った体験をしました。その内容をシェアした上で、皆さんには私たちと同様の困り事に遭遇しないよう、記事にまとめたいと思います。

こんな人!同じトラブルに合うよ!

  • 毎日使用している
  • 乾燥まで使用している
  • 綿系の衣類やタオルを頻繁に洗濯している
  • 購入後メンテナンスを全くしていない

私たちはズボラです。ですが、同じような人も多いと思います(多いと信じています)。

ある日、突然気づいた「水が出てない」トラブル

いつものように家族の洗濯物をドラム式洗濯機に入れ、スタートボタンを押して台所で別の家事をしていました。しばらくして洗濯機をちらっと見ると、ん?何かが違う…!洗濯物が回っているのに、吹き出し口から水が出ていないんです。

「まさか…」と思いながら少し時間を掛けて中を確認し続けてみてもやはり水は出ず。洗濯機が動いているのに水が出ていない!かなり焦りましたが、土曜日に気付けたこともあり、要因と対処法を検討することにしました。

ちなみにですが、私たちの相棒は東芝製のザブーンのドラム式洗濯機 TW-127X9BKL-Wです。購入して約2年での出来事…


故障要因の調査

ウルトラファインバブルに惹かれて購入したのに水が出ない…。なんとも悲しいですよね。

水が出ていないのである程度要因は自分でできるかなと思い調べてみました。するとおおよそ予想されていた通り、水の吹き出し口付近の埃のつまりです。よーく吹き出し口付近をのぞき込むと埃が詰まっていそうな雰囲気が見てとれます。なのでこの埃どもを一掃してやれば問題ないのです。

そこで吹き出し口付近を竹串でごそごそほじくり、取れる分の埃を取ってみました。よく取れるなーと思いながらまあこんなもんで…、そして洗濯機を再起動して試してみました。

皆さんの予想通り、これで復活!とはならず、ここからが地獄のスタートとなります。

カスタマーサービスに助けを求める

この段階で今回の水が出ない要因は、もうほとんど埃のつまりで要因は確定させたつもりでいます。ただ、一応メーカーにも確認し、あわよくば格安での修理等が見込めるかどうかを確かめるために電話してみました。

状況を説明すると、オペレーターの方は「現物を確認していないため、原因を特定するのが難しい」とのこと。電話でアドバイスをもらえると思っていたので少し残念でしたが、機械のトラブルでは確かに難しい部分もあるのかと納得。

しかし、オペレーターから伝えられたのは調査に伺う必要があるが、その際に修理をしなくても、訪問するだけで費用が発生すると言われてしまい、修理事態も当然別途見積もりとのこと。さらにさらに、一日でも早い修理を求めているにも関わらず、最短で休み明け後水曜日(約四日後)になるとのこと。

ちなみに洗濯機の分解掃除業者という手段もありますが、これも数万はかかります。

かなり高額な洗濯機だったこともあり、自分でやるのは最終手段と思ってましたが、この段階で何か吹っ切れて、要因もほぼ分かってるし自分でやることにしました。


さあ分解!とくとご覧あれ!

実際に分解に至った現場がこちらです。

もう二度とやりたくありません。

さて、溜まりに溜まった埃はこちらです。

分かりにくいかもしれませんが、手のひら一杯分はありました。

これを綺麗に清掃し…

ここまでやって掃除に関するタスクは完了です。ついでに分解しまくったんで、乾燥経路のダクト類も綺麗に掃除しておきました。

この作業は私たち素人で半日程度かかり、ネジの位置が正しく戻せたかは不明、物凄い疲労感を得るという結果となりました。

日常的にできる予防策

私たちのような経験は皆さんに体験してほしくありません。そこで、今のところうまくいってる水が出ないトラブルを未然に防ぐための対策をご紹介したいと思います。以下のポイントもぜひ習慣化してみてください。

二か月に一回の洗濯槽カビキラー

約二か月に一回程度の頻度で構いませんので、市販品の洗濯槽カビキラーを使用し、ドラム式洗濯機に備えられているお掃除運転を実施しましょう。細かいところにこびりついてる埃をある程度取り除いてくれます。

一か月に一回が推奨されているようですので試してみましたが、個人的には二か月程度で十分かなと感じています。

年に一度のメーカー品洗濯槽クリーナー

メーカー品の洗濯槽クリーナーが販売されており、恐らくですがこちらが最も最高の洗浄力を持つ洗剤となります。ただ、価格も洗濯槽カビキラー等と比較すると数倍となるため一年程度に一回の使用が良いかなと感じています。メーカーは東芝製やパナソニック製がありますが、どちらを選んでも同一なので手に入りやすい方で問題ないと思います。

上記対策で十分だと思いますが、追加して下記作業を実施すると効果も上がるかもしれません。

  • 洗濯前にホースのねじれや位置を確認する
    ホースがねじれたり圧迫されたりすると、水が正常に流れなくなることがあります。設置スペースが狭い場合は特に注意が必要です。
  • フィルター掃除を定期的に行う
    フィルターにゴミが溜まると、水の流れだけでなく洗浄力や乾燥機能も低下します。取扱説明書に従い、月に一度のフィルター清掃を心がけましょう。
  • 蛇口を定期的に確認する
    蛇口がしっかり開いているか確認することも重要です。特に、水圧が低い場合や節水対策をしているご家庭では、蛇口が少しでも閉まっていると影響が出やすいので気をつけましょう。

トラブルも予防も、小さなひと手間が大切

ドラム式洗濯機のトラブルは、起こってしまうと非常に困ります。ただ、低コストで予防することでこの甚大な被害を防ぐことはできそうです。

便利な洗濯機ですが、ちょっとしたメンテナンスや確認を習慣にすることで、日々のトラブル発生確率をぐっと減らしましょう。

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